今年もCode for Kakegawaとしてインターナショナルオープンデータデイに参画し、「オープンデータデイ2024in掛川」に取り組みました。
今年のテーマは、昨今の災害への対応や人口減少による消えゆく資源を残すべく『未来に向けて「残すこと」「備えること」』とし、4つのテーマに取り組むことにしました。
今回は、掛川市役所の職員の皆さん、常葉大学と静岡理工科大学の学生の皆さんも参加してくださいました。
当然、現地とオンラインとのハイブリッドでの開催としました。
【テーマ】
- マインクラフトで歴史を表現しよう
掛川の高天神城周辺の砦を3次元点群データを活用してマイクラで再現 - TRPGで残そう
TRPGのシナリオを書く時に使える民話、歴史を整理する - 今の音を残そう
未来に残すために今の音(SE)の採取 - 災害に備えたデータを集めよう
災害時を想定し、シビックテックとしてできることをまとめる
参加者がそれぞれのテーマに分かれてフィールドに出たり、議論したり、作業したりとワイワイガヤガヤ楽しみながら進めます。
今年も会場は、大日本報徳社の冀北学者。
昔の学舎の雰囲気がマッチしています。
【当日のスケジュール】
10:00-10:05 開会
10:05-10:15 本日の過ごし方について(インプット)
10:15-10:40 テーマ紹介
10:40-11:00 テーマ分けと準備
11:00-16:00 テーマごとの取組
16:00-17:15 それぞれの取組紹介(振り返り)
17:15-17:30 記念撮影
そして、成果発表!
- マインクラフトで歴史を表現しよう
高天神城の周りにある砦をみんなで作りました。
砦の起伏を見事に再現。
実際に現地に行っても、人工的に掘られた部分などは、すでに土で埋まってしまっているため、実際にその場に立って見渡せるのはマインクラフトならではのこと。
改めて体験することの重要性を認識しました。
今後も引き続き当時の再現をすべく取り組んでいきます。(宣言😆)
- TRPGで残そう
シナリオ作りに使えそうなパンフレットや文献を整理しました。
ネットで探して、それから図書館に行き、書籍をピックアップ。
会場が中央図書館に近いので、すごくやりやすそうでした。
書籍をピックアップしながら、思わず読んでしまい、作業が進まなかったこともあったという暴露もあり、楽しい作業だったようです。
- 今の音を残そう
テーマに分かれてからずっと外出。
神社や道の駅、海とあちこちへ行ってきてくれました。
実は、天気は良かったのですが、風が強い日で、音取りには条件が悪い日。
そのため、考えていた通りにはならなかったようですが、頑張って取ってきてくださいました。
- 災害に備えたデータを集めよう
市役所の職員で東日本や能登に被災地支援派遣に行ってきた方がいらっしゃったため、
今回の発見は、miroの付箋を使って書き出す⇒miroのAIで意見を自動整理⇒出てきた観点からさらに議論して深める。という流れでできたこと。付箋を整理するところがAIによって数分で行うことができたため、作業がとても捗りました。
こういうテーマは、行政職員の皆さんと議論できることが重要で、市役所の職員の皆さんが協力してくださり、とてもいい議論ができました。
ありがとうございました。
最後は、みんなで記念撮影。
良い顔をしてます。