オープンデータデイ2024in掛川『未来に向けて「残すこと」「備えること」』を行いました

今年もCode for Kakegawaとしてインターナショナルオープンデータデイに参画し、「オープンデータデイ2024in掛川」に取り組みました。
今年のテーマは、昨今の災害への対応や人口減少による消えゆく資源を残すべく『未来に向けて「残すこと」「備えること」』とし、4つのテーマに取り組むことにしました。
今回は、掛川市役所の職員の皆さん、常葉大学と静岡理工科大学の学生の皆さんも参加してくださいました。
当然、現地とオンラインとのハイブリッドでの開催としました。

【テーマ】

  • マインクラフトで歴史を表現しよう
    掛川の高天神城周辺の砦を3次元点群データを活用してマイクラで再現
  • TRPGで残そう
    TRPGのシナリオを書く時に使える民話、歴史を整理する
  • 今の音を残そう
    未来に残すために今の音(SE)の採取
  • 災害に備えたデータを集めよう
    災害時を想定し、シビックテックとしてできることをまとめる

インプット資料

参加者がそれぞれのテーマに分かれてフィールドに出たり、議論したり、作業したりとワイワイガヤガヤ楽しみながら進めます。

インプット

みんなで開始

今年も会場は、大日本報徳社の冀北学者。
昔の学舎の雰囲気がマッチしています。

【当日のスケジュール】
10:00-10:05 開会
10:05-10:15 本日の過ごし方について(インプット)
10:15-10:40 テーマ紹介
10:40-11:00 テーマ分けと準備
11:00-16:00 テーマごとの取組
16:00-17:15 それぞれの取組紹介(振り返り)
17:15-17:30 記念撮影

そして、成果発表!

  • マインクラフトで歴史を表現しよう
    高天神城の周りにある砦をみんなで作りました。
    砦の起伏を見事に再現。
    実際に現地に行っても、人工的に掘られた部分などは、すでに土で埋まってしまっているため、実際にその場に立って見渡せるのはマインクラフトならではのこと。
    改めて体験することの重要性を認識しました。
    今後も引き続き当時の再現をすべく取り組んでいきます。(宣言😆)

マイクラ

  • TRPGで残そう
    シナリオ作りに使えそうなパンフレットや文献を整理しました。
    ネットで探して、それから図書館に行き、書籍をピックアップ。
    会場が中央図書館に近いので、すごくやりやすそうでした。
    書籍をピックアップしながら、思わず読んでしまい、作業が進まなかったこともあったという暴露もあり、楽しい作業だったようです。

 

  • 今の音を残そう
    テーマに分かれてからずっと外出。
    神社や道の駅、海とあちこちへ行ってきてくれました。
    実は、天気は良かったのですが、風が強い日で、音取りには条件が悪い日。
    そのため、考えていた通りにはならなかったようですが、頑張って取ってきてくださいました。

音取り

  • 災害に備えたデータを集めよう
    市役所の職員で東日本や能登に被災地支援派遣に行ってきた方がいらっしゃったため、
    今回の発見は、miroの付箋を使って書き出す⇒miroのAIで意見を自動整理⇒出てきた観点からさらに議論して深める。という流れでできたこと。付箋を整理するところがAIによって数分で行うことができたため、作業がとても捗りました。
    こういうテーマは、行政職員の皆さんと議論できることが重要で、市役所の職員の皆さんが協力してくださり、とてもいい議論ができました。

ワイワイ

ありがとうございました。

最後は、みんなで記念撮影。
良い顔をしてます。

笑顔

オープンデータデイ2023in掛川「地域のデータをふやそう!」を行いました。

2023年3月4日のインターナショナルオープンデータデイに参画し、CodeforKakegawaとしても「オープンデータデイ2023in掛川」開催しました。

今年の掛川は、話題に上るイベントごとが多いために、チャンスの年。
そんな年に、Web3時代に対応したデータをできるだけ公開し、届けたい。
「地域のデータをふやそう!」という思いから、いろんな角度からデータ収集を中心に行いました。
1 写真データを二次利用しよう!
2 公開されているデータの利用を考えよう!
3 地域の音を集めよう!
4 地域を3次元でスキャンしよう!

インプット資料

参加された方が4つのテーマに分かれてフィールドに出たり、議論したりしました。
会場は、昨年同様、大日本報徳社の冀北学舎。文化財とコンピュータというアンマッチが良いです。

冀北学舎

当日のスケジュール

10:00-10:05 挨拶
10:05-10:15 本日の過ごし方について(インプット)
10:15-10:30 それぞれのテーマ紹介
10:30-15:30 テーマごとの取組
15:45-17:00 それぞれの取組紹介(振り返り)
17:15-17:30 記念撮影

それぞれ
話し合って

議論したり、

データ取りをしたり、

それぞれ行いました。

そして…。

取り組みの成果発表!

1「写真データを二次利用しよう!」
2「公開されているデータの利用を考えよう!」

これら2つのテーマは、一緒になって作業を行い、周辺自治体のオープンデータの状況を調査。データセット数、AED設置箇所、公衆無線LAN設置場所、イベント一覧、観光施設情報等を見てこうあったら良いなぁってことをまとめました。

例えば…。

AED設置箇所は、建物の中で設置されている場所まで入っていたらいいな。
イベント一覧は、もう少し内容を知りたいとか、過去の情報があるといいな。
など。

併せて、公開されているオープンデータの写真を活用し、Web会議用の背景画像等の作成を行いました。まだ整理途中のため、今後も引き続き作業を行い、公開を目指します。

3「地域の音を集めよう!」

会場近くで昼の同報無線(音楽)や逆川のせせらぎの音、高天神城跡に移動し、高天神神社の手水舎や足音等を集めてきました。今後、オープンデータの画像や3次元でスキャンしたデータと合わせて音を集め、公開することを目指します。

高天神神社の手水舎の音

高天神城跡での足音

 

4「地域を3次元でスキャンしよう!」

Scaniverseアプリを使ってスマホでスキャンしたデータをTwinmotionで静岡県がオープンデータとして提供している掛川市の点群データと組み合わせてまちに置いてみました。

Scaniverseアプリの使い方は、みんキャプさんのはじめてのスキャンScaniverse編を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

掛川のまちにスキャンしたデータを配置(動画)※音楽が流れます

下記のQRコードから入るとスマホ等で仮想空間に入ることができます。

それに加え、金次郎像のデータとオープンデータになっている掛川城のデータを活用し、マインクラフトのワールドデータを作成しました。巨大な金次郎が登場します。

掛川城vs金次郎(動画)

最後にみんなで記念撮影をしました。

集合写真1

カメラの設定で、サイズが小さくなってしまったため、片付け終了後、再度撮影するといったハプニングもありました…。

集合写真2

今回は、「地域のデータをふやそう!」ということで、1日作業を行いましたが、ゆる〜く、楽しく、データ収集から、活用まで幅広く取り組むことができました。

皆さんお疲れ様でした。

今後も、オープンデータの活用、音集め、3次元スキャン等、地道に取り組み、地域のデータを増やしていきます。
報徳の教えにある「積小為大」です。

でもやってみるとそこそこ面白いですよ。
もしよければご一緒にいかがでしょうか?

地方の音風景収集プロジェクト(2)

ノーコードでデータを表示する

集まったデータを仲間内でだけで共有するのでしたら、スプレッドシートを共有すればいいのですが、外部に公開するならそれなりの仕立てが必要になるでしょう。

Googleスプレッドシートのデータを使って、見やすいアプリ化する方法もいくつもあります。
一つのフロントエンドとして使ってみたのは、ノーコードツール Glide
プログラミングをしなくても、Googleスプレッドシート等のデータを簡単にWebアプリ化できるサービスです。

今回メインでフロントエンドで使った 掛川音風景 は、React という JavaScript ライブラリで作ってみたのですが、Glide を使うとプログラミングを知らなくても、アプリを作ることができます。

Glideアカウント作成して新プロジェクト作成

Glide https://www.glideapps.com/
を開いて、「Sign Up」からGoogleでアカウントを作成し、ログイン。

「New Project」で新しい、アプリを作成。

Create a new project の Name your project に適当な名前を入れて、「Glide App」を選択して「Continue」

「Google Sheets」を選択して、「 Continue 」

Googleのアカウントでログインしていたら、自分のGoogle Sheet の一覧が表示されるので、アプリ化したいSheet を選択。

Glide が自動で一覧画面を作ってくれています。
少しカスタマイズしたいので、左下の「List」を選択。

リストのカスタマイズ

右カラムの「Image」を Google Sheet の「写真」カラムに変更。
「Dtails」を「-」に変更、「Caption」を Google Sheet の「場所」カラムに設定。
一覧画面が上の画像のようになると思います。

一覧はこのあたりにして、詳細画面をカスタマイズしていきます。

Glide の、中央のプレビューカラムで、適当なレコードをクリックすると、その詳細画面が表示されます。

詳細のカスタマイズ

詳細画面の方もGlide が自動で画面を作ってくれています 。
ここに音声・画像、それからマップを追加し、不要なカラムは消し、表示したいカラムを表示させます。

左カラムの「+」を押すと「Insert Component」が出てきます。
「MEDIA」の中の「Image」を押します。

右カラムに Image の詳細設定が出てくるので、「Data」の「Image」を「画像」にします。

同様に、「MEDIA」の「Audio」と追加して、「音声」に設定。
「Map」を追加して「緯度経度」を設定。

「場所」「時間帯」「詳細」「タイムスタンプ」を「TEXT」の「Acton Text」で追加して、不要なカラムは削除します。

不要データを非表示にする

最初にテストデータを入れるとか、入力間違えがあった際は、その不要データは表示しないようにしたいところです。
Googleシートで直接不要データを削除することもできますが、理論削除(レコードを削除する際、現在有効か否かを示すフィールドの値を変更することで削除したのと同じ扱いにする方式。実際のデータは削除しない。)ができるようにしておきます。

Googleシートで、列を追加し名前を「flag」と付けます。
不要データの 「 flag 」 に 1 を入力。

Glideに戻って、左カラムの「List」を選択。
右カラムの「Option」タブを開いて「FILTER」の「Add Filter」に追加で、
「Flag」「doesn’d equal」として「enter value」に 1 を入力。

これで、 「 flag 」 が 1 のデータは、一覧から表示されなくなります。

アプリの公開

アプリを公開するには、右上の「Publish」を押すことで、公開ができます。

まとめ

Glide は比較的簡単に、Google Sheet に保存したデータをアプリ化するのに適したノーコードツールです。

自治体等で公開されているオープンデータを使うと、

のようなアプリが簡単に作れるので、いろいろ試してみると楽しいです。

地方の音風景収集プロジェクト(2) | 深ノオトより転載

地方の音風景収集プロジェクト(1)

毎年3月第一土曜日に全世界で開催されている、オープンデータデイ
今年も掛川で「オープンデータデイ2022 in 掛川」を、コードフォー掛川のメンバー中心に開催しました。

今年の取り組みは ~地域の音をデータ化して世界に公開しよう~ 。
文章や、画像、動画に関心が集まる中、音に着目し地域の音のデータベース化ができないか、という企画です。

そのためにデータを収集する仕組み、公開する仕組み作りに携わったので、ほかの地域でも活用できるよう、覚書を残しておきたいと思います。

入力とデータベース

不特定多数の方にデータを入力してもらって、それを保存する方法はいくつもあります。
ただ、今回は誰でも簡単に構築できる方法を取りたかったので、GoogleフォームとGoogleスプレッドシートを使うことにしました。
なぜなら、この組み合わせだったら多少ネットに詳しい方ならできるということと、大体無料で使えるからです。

Googleのアカウントを作って、Googleフォーム を開いて、フォームを作ります。

今回のフォームでは、

記述式

  • メールアドレス
  • 場所
  • 緯度経度

ラジオボタン

  • 時間帯
    朝 昼 夕方 夜

段落

  • 説明

ファイルアップロード

  • 音声
    特定のファイル形式のみ許可 音声
    ファイルの最大数 1
    最大ファイルサイズ 10 MB
  • 画像
    特定のファイル形式のみ許可 画像
    ファイルの最大数 1
    最大ファイルサイズ 10 MB

フォームができたら回答されたデータを、スプレッドシートに転記する設定をします。
「回答」タグを開いて、スプレッドシートのアイコン(緑に白十字のもの)をクリック。
「回答先の選択」で「新しいスプレッドシートを作成」します。

そうすると回答をまとめるスプレッドシートが出来上がるので、右上の「目」のアイコン(プレビュー)から、テスト回答をしてみます。
Googleフォームに戻って、回答タグの スプレッドシート を開くと、テスト回答がスプレッドシートに入っているます。
このデータを外部ツール等を使って公開します。

Googleフォームの注意点

このように、Googleフォームを使うことで、ユーザー参加型のデータベースを簡単に作ることができますが、いくつか注意点があります。

一つ目は、ファイルのアップロードを使用する場合、投稿者もGoogleアカウントでログインする必要があります。
セキュリティの問題だと思いますが、不特定多数の参加が見込まれる場合は、あらかじめGoogleアカウントの作成と、現地でログインできるような準備をしておくことをアナウンスしておいた方がいいでしょう。

2つ目はファイルアップロードでアップロードされたファイル名には、投稿者のGoogleaアカウント名が挿入されてしまいます。
aaa.jpg をアップロードすると aaa – ユーザー名.jpg というファイル名で、Googleドライブ内に保存、表示・ダウンロードの際、そのファイル名が使用されます。
Googleのサービスを積極的に使っている方なら、あまり気にしないかもしれませんが、そうでない方も投稿する可能性があれば、そのあたりの注意喚起もしておいた方が良いかと思います。

ただ、ファイル名に関しては、Google Apps Scriptで一括リネームができるので、適宜リネームをするといいかもしれません。

参照

GoogleDriveの新規作成で、 Google Apps Script を選択。

音声ファイルのリネームは、以下のコードを張り付けてメニューから実行ボタンをクリック

function myFunction() {
    // 変換対象のファイルが入っているフォルダをIDで指定
  const folder = DriveApp.getFolderById('フォルダID');
  // ファイル一覧を取得(イテレータが得られる)
  const files = folder.getFiles();
  // 次に処理可能なファイルがあるか確認し、あれば1つずつ処理
  while (files.hasNext()) {
    // ファイル名を確認
    const file = files.next();
    const currentFileName = String(file.getName());
    // 文字列置換を使ってファイル名の一部だけを置き換える
     // 正規表現置換を使ってファイル名の一部だけを置き換える
 const regex = /^(.*) - .*\.m(.*)$/i;
 const newFileName = currentFileName.replace(regex, '$1' + ".m" + '$2')
    // ファイル名を再設定する(リネーム)
    file.setName(newFileName);
    // 確認のためコンソール表示
    console.log(newFileName);
  }
}

画像ファイル用はこちら。

function myFunction() {
    // 変換対象のファイルが入っているフォルダをIDで指定
  const folder = DriveApp.getFolderById('フォルダID');
  // ファイル一覧を取得(イテレータが得られる)
  const files = folder.getFiles();
  // 次に処理可能なファイルがあるか確認し、あれば1つずつ処理
  while (files.hasNext()) {
    // ファイル名を確認
    const file = files.next();
    const currentFileName = String(file.getName());
    // 文字列置換を使ってファイル名の一部だけを置き換える
     // 正規表現置換を使ってファイル名の一部だけを置き換える
 const regex = /^(.*) - .*\.jp(.*)$/i;
 const newFileName = currentFileName.replace(regex, '$1' + ".jp" + '$2')
    // ファイル名を再設定する(リネーム)
    file.setName(newFileName);
    // 確認のためコンソール表示
    console.log(newFileName);
  }
}

今回のイベント中に突貫で作ったコードなので、もう少しスマートにできるかもしれませんが、こうしたらいいよとかあったら、教えてください。

地方の音風景収集プロジェクト(1) | 深ノオトより転載

オープンデータ・デイ in 掛川2022 「地域の音をデータ化して世界に公開しよう」実施記録

2022年3月5日(土)のインターナショナルオープンデータ・デイに合わせて、『オープンデータ・デイ in 掛川』(特設サイト)を開催しました。
「地域の音をデータ化して世界に公開しよう」というテーマで、掛川市内の環境音を録音し、共有するワークショップを実施しました。
この記事では、当日の模様をお伝えします。

01.インプット

01-1.今日やること

(コードフォー掛川代表:戸塚)

今日は、掛川の街中や環境の中にある環境音を集めます。
まずはこの動画を聴いてください。
「聴いてください」というのは、まずは映像を見ずに聴いて、その後に映像を見てみてください。
どうでしょうか。音だけで聴いた時と映像付きの時で印象は変わりましたか?

今はみんなスマホを持っているので映像も簡単に撮れるわけですが、今回はあえて音だけにします。映像が無い「音だけ」で聴けば、色々な違いがあると思います。
例えば、以下のようなことです。

  • いろんなコトを想像できますよね。
  • あの頃の記憶を呼び起こしますよね。
  • もしかしたらあの頃の誰かに連絡を取りたくなるかも…。
  • 映像がないからこそ、広がる世界があると思います。

というわけで、「音」を集めて集積し、オープンデータにしてみようと思います。
スマホで録った音を投稿して公開するサイトはメンバーの深田さんが作ってくれたので、あとで投稿方法など説明してもらいます。

「音のオープンデータ」ということには色々な意味があると思うのですが、例えば以下のようなことがあるかもしれません。

  • 今、人口減少が進んでいます。
  • それによって…学校が統合されて今ある学校がなくなるかもしれません。
  • それによって…自然が荒れてととのった自然がなくなるかもしれません。
  • それによって…公共交通が廃止になるかもしれません。
  • などなどあって…いろんな音がなくなるかもしれません。

通っていたあの学校や遊んでいた公園や乗っていた電車やバスが無くなるかもしれない。
それらの「今はまだある音」を、アーカイブしておくことには意味があるかもしれません。
それらの音の記録には、私たち自身の「記憶」をアーカイブしているような意味もあるかもしれませんね。

事前の議論の中では、以下のような音の例が挙がりました。

というわけでともかく音を録ってみたいと思うのですが、いざ実際にやろうとなると色々と不安を感じる面もあると思います。
例えば、以下のようなことがあるでしょうか。

  • 人の話し声が入ってしまったけど大丈夫?
  • これって誰かが管理している音?
  • 何かの楽曲が偶然入っちゃったけど大丈夫?
  • オープンデータにして公開するってなんだか不安。

などなど。色々あると思います。
今日は近所で音楽イベントをやるらしいのですが、そのイベントの音って録って良いのかな?とか、JRの音って録っていいのかな?とか。

それで、今日はそのことも議論できたらいいのかなと思っています。
録音するときに感じた違和感や不安感も、あとでみんなの録った音を聴きながら共有して議論しましょう。

人の迷惑になるようなことはやってほしくないですが、今日のところはともかく録って、それをみんなで聴いて議論しましょう。
いちおうのガイドラインは作ったので、開始前に共有してから始めることにします。

今日やることは、大まかにはこんなことです。

続いて、「音」に関する活動をされている方にゲストに来ていただいているのでそのお話を伺ってから、実際のワークのやり方を話しましょう。

01-2.ゲストレクチャー

(ゲスト:青木真咲さん|株式会社Otono代表取締役)

こんにちは。
株式会社Otonoという、観光地向けの音声ガイドの会社をやっています青木といいます。
関西の出身で元々は静岡との縁はありませんでした。
新聞記者として勤めていた時期に転勤で静岡に赴任しましてすっかり気に入り、会社をやめて仲間達何人かと会社を起こしました。
今年で4年目ということになります。

オープンデータへの関わりは少ないのですけども、たぶん地域や街と「音」の関わりを仕事にしている人間ということで今日のワークショップと関連づけて呼んでいただけたのかなと思っています。
というわけで、私たちのやっていることを少し紹介します。

「音」を手がかりに地域の仕事をやろうということになったのには、最初はいくつか海外の事例を参考にしていました。
これはアルカトラズ島の例ですが、島の観光ツアーを音声ガイドでやっている事例として有名だったりします。この音声ガイドが、監獄だった時の囚人とか看守が出てくるラジオドラマのようになっていて面白くて、すごく人気があるツアーになっています。
こういうものを静岡でもやってみよう!という話になったのが、創業のきっかけです。

私自身は新聞記者だったので、その土地土地で色々な方の話を聞かせてもらえる機会がたくさんあったのも、これを面白いと思った理由の一つだろうと思います。
それぞれの人から聞く「ストーリー」にはその土地の記憶というか本質的な魅力が現れていて、消費されてすぐに終わってしまうだけの価値とは異なる意味があるのではないかと考えました。
いま「記憶」と言いましたが、先ほどの戸塚さんのお話の中にも「記憶」という単語が出てきたので、この辺りはコードフォー掛川のみなさんが考えておられることと近いのじゃないかなと思います。

これだけVRやARが話題になっている世の中であえて「音」でやることの意味の一つは、「視界を奪わない」ということです。
私たちは観光の本質的な点は「実際にその場所に行く」ことだと思っているので、VRヘッドセットなどで視界を遮られずに実際にその場所の景色を見ながら聴くことができる「音」が最適だったということです。
歩きながら聴くことができる「ながら消費」ができるというところも良いと思っています。

最初はミュージアム等の音声ガイドを作ったりして実績を積んでいったのですが、昨年末に『おともたび』という地域の音声ガイドサービスをリリースしました。

日本中・世界中の地図の上に好きな音声をマッピングできる、まちの周遊にぴったりな音声ガイドサービスです。
ミュージアムであれば展示物の近くにQRコードを配置すればその展示物についての音声ガイドを再生できるわけですが街中となるとそういうわけにもいかないので、スマホのGPS機能と連動して自分の場所を特定するシステムも開発しました。

スマホのブラウザ上で動くブラウザアプリです。
このサイトを開くとスマホの位置情報を使って、「近くにある音声ガイドスポット」が自動的に再生される仕組みです。
その場の現地体験を楽しんでいただきたい、という想いから、あえて「その場所に行かないと聴くことができない」仕組みになっています。

今日の会場である掛川だと近くに音がないですね。
私たちがいま特に注力している三保や静岡市内の方にいくと、いくつもの音が登録されています。

こういうふうに地図上で一覧はできるので、地図を見ながら街を歩いて実際にその場所に近づくと音が聞こえるということです。

音声ガイドってプロのナレーターさんとか声優さんとかにお願いして聴きやすいガイドを作るのが普通なのですけども、あえて「地域の人たち自身に出演してもらう」ということをやっています。
地域に住んでいる人やそこで仕事をしている人自身が自分の実感の中で話してくれている音声ですね。
例えば三保だと、「天気が悪い時は富士山も見えないし、三保にくる意味なんてないんじゃないかなー。」とか(笑)
観光地としての「情報」だけじゃなくて、その土地自体に根付いた人の声を聞けるように作っています。まさに「記憶」ですね。

基本的な仕組みとしてはこういう感じでできているので、今後は周遊性を高めたりスタンプラリーやルートなど機能を追加したりして楽しみを高めていきたいなと考えています。

というような形で、音で地域を楽しめるようなしくみを作りたいなと思ってやっています。

私たちの場合は、音といっても「声」に着目している部分が大きいです。
地元の方のお話とかですね。
今日のワークショップで扱うような「環境音」というのは、あればいいなということで議論にはのぼるのですが実際にはあまり取り組めていないので、私としても今日はどんなことになるのか楽しみです。

01-3.参加者ガイドライン

(コードフォー掛川メンバー:小野寺)

街の中で音を録音するためのガイドラインというか、注意事項の話をします。
今日のこの活動は有志の市民活動なのでまずは録音してみて公開するかどうか議論して考えれば良いと思うのですが、いちおう「こんなところには気をつけよう」という感じですね。
大きくは以下のような視点で考えてみました。

  • 著作権など知的財産権のこと
  • プライバシーのこと
  • 人の不愉快なことはしない/ひとことことわってみよう
  • 録音のために、法規を犯してはいけません
  • 録音して良いか?公開して良いか?

※詳しくは特設サイト「参加者ガイドライン」ページを参照

法律やら何やらについてありとあらゆることを厳密に考えると、何もできなくなってしまいます。
一方で、我々はなにか他人の権利を侵害して利益をえてやろうとかいう気持ちは当然ながら無いわけなので、自主的な市民活動としてどうなのかというのはグレーな部分があると思います。
なので、ここに書いたのはあくまでも一般論の範囲で気をつけることを書いただけという感じです。
戸塚さんの話にもありましたが、まずはここにあることに気をつけながらやってみて、終わった後に気が付いたことを共有して議論すれば良いのじゃないでしょうか。

01-4.投稿方法

(コードフォー掛川メンバー:深田)

今日のワークのやり方を説明します。
私の方で特設サイトを作って諸々の情報をそこにまとめました。
さっきの小野寺さんのガイドラインもそこに入っています。

※投稿方法の詳細は上記「投稿方法」ページ。

自分のスマホにアプリを入れて指定形式で録音し、専用のGoogleフォーム(当日のみのため、現在は投稿不可)から「タイトル」「場所|現在位置」「時間帯」「説明」「現場の写真」などの情報とともに音声ファイルを送信すると、自動的に公開データベース閲覧ページ「掛川音風景」に登録されます。

「場所|現在位置」に関しては現在位置取得ページを開いて緯度経度をコピペすればOKです。
スマホ以外の録音機器を持ってきた人も、ファイル形式を合わせてGoogleフォームから送れば同じように登録できます。

この投稿フォームはとりあえず今日のみ動かす予定なので、今日のワークショップ終了後は投稿できなくなります。(※現在は投稿受付を終了)

〜〜〜〜〜〜〜

この後、操作方法を覚えたら各自解散してそれぞれ音の録音に向かった。

〜〜〜〜〜〜〜

02.録ってきた音をみんなで聴いてみる

公開データベース閲覧ページ「掛川音風景」を見ながら。

何を録ってきたか。
録るときに感じたこと。
などを発表しながら議論した。

02-1.発表

【戸田】

風の音が気になったので、スマホをコートで覆って音を録った。
車掌の声や道行く人の声が入っているが、気にする人は気にするだろうか。
JRの人に何か言われるかもしれない。

【原】

南部の海の方まで行ってきた。
風の音が強かった。
現場では風車の音も聞こえていたが、録音するとなんだかわからない。

【縣】

【澤村】

【青野】

風の音がすごい。

【赤堀[S]】

【松本】

風の音が入ってしまって聞こえない。
風は見えないのに、音にすると存在感が大きい。

【八木】

おばちゃんの声がかなり入っていた。

【赤堀[T]】

昔、自分がバスケをやっていた公園。
子供がたくさんいて、遠目から録ったがきちんと録れているのか若干不安だった。
写真も載せたかったが子供を写すのがどうなのだろうと思って諦めた。

【春田】

  • 砂の音(風の音ばかり聞こえる)
  • ラーメンをすする音

ラーメン屋は、写真を撮る時のように店員に許可が必要だろうか?と考えて結局諦めた。
外国人にはすする音が不快かもしれない。そういうものをアップロードしてよいのだろうか。

【深田】

ポケットにスマホを忍ばせて録った。
店内の音なので、公開ページから削除したほうが良いか?

【廣岡】

【杉本】

太鼓の音だけを取ったつもりが周りの音も入っている。
現場では、人間の耳は太鼓の音だけを聴いているらしい。

02-2.まとめとふりかえり

やってみて気づいたこと。
次にやるならこんな風にしてみては?など

《録音のクオリティについて》

  • 思った以上に風の音や周りの人の話し声を録ってしまう。人に使ってもらうデータとしてオープンデータにするには、録音方法の研究が必要かもしれない。
  • 良い機材を使うという手もあるが、単純にスマホに手作りの風防をつけるくらいのことでも音質がよくなるということもあるかもしれない。
  • なにかにつけて風の音が入ってしまっているが、見方によってはこれは「やっぱり遠州のからっ風は強いんだ」ということをアーカイブしているという面もあるかもしれない。
  • 音質が低いということは、「知的財産権侵害」の問題になりにくいという面もあるかもしれない。この程度の音質でわざわざ権利者も訴えないかもしれないというか。
  • 録音のプロのような人に頼んでワークショップをやってもらうと、最低限の録音をできる腕前がつくのかもしれない。

《公開にあたって》

  • 今日録った音のクオリティの範囲では、いったん公開としておいて良いのではないだろうか。
  • 「記憶」とも関わるが、投稿内容にその音に関するエピソードを添えてあるとイメージが広がるので良い。
  • 同じ理由で、写真が一枚貼ってあると良い。
  • 今日の音は基本的にオープンデータとして、ダウンロードして使ってもらって良いものという考えで良いのではないか。
  • 著作権ということでいうと、録った人が著作者だろうか。
  • 登録されている音源の使用許可を考えた場合CCBYではなくCC0でということになるだろうか。

といったことが挙がりました。
これらを受けてこの活動を今後も継続するか、今回のワークで使った投稿サイトを一般からの投稿も受け付ける形で公開するかなど、今後さらにコードフォー掛川の中でも議論したいと考えています。

会の終了後は掛川駅前の「ファニーファーム」さんのおつまみセットをそれぞれ持ち帰り、バーチャルオフィスサービス「oVice」を使ってオンライン打ち上げを開催しました。

定例ミーティングを開催しました。(2022/03/19)

今回も定例になりました大日本報徳社の定例会です。
徐々にいい季節になってきて縁側からの日差しが気持ちいいです。

定例会では、3月1日にブリゲード参加したCodeforJapanの事務局から団体概要や各種プロジェクトについて情報共有をいただきました。

CodeforJapan事務局

改めてCodeforJapanの「ともに考え、ともにつくる」という理念が自分たちの活動にも共通する部分が多く、早速、連携してできそうなことはたくさんありそうだと言う話で盛り上がりました。
CodeforJapanのコミュニティは、約6300人もの方が参加されており、いろんな方との連携も期待できます。

今後もこのような形で様々な団体と連携してまいります。

 

定例ミーティングを開催しました(2021/11/17)

毎週、土曜日に報徳社の冀北学舎をCodeforKakegawaにてお借りすることになり、初めての定例会。
風もなく温かい日でした。

会議風景

少し情報交換をして、今日のメインイベント、神谷スマホ教室の神谷さんからスマートフォンの料金プランについての講演。
複雑なスマホの料金プランをわかりやすく、体験談を交えて教えていただきました。
自分ごととなる話題であり、たくさんの質問が出て、盛り上がりました。

神谷さん講演

終了後、機器のメンテナンスが得意な赤堀さん中心に冀北学舎のエアコン掃除を行いました。
併せてエアコン掃除の仕方について動画撮影をして共有もしておきました。
これから気持ちよくエアコンを使えそうです。

エアコン掃除

これから毎週土曜日はここで何かをしておりますので、ぜひ覗いてみてください。

オープンデータデイin掛川を開催しました(2021/7/10)

オープンデータデイin掛川を大日本報徳社の大講堂からオンラインで行いました。

(YouTube のアーカイブはこちらからご覧になれます。)

 

今回は、点群データの取得と活用方法について、5つのセッションを行いました。

1「文化財のデータ化と可能性について」 戸塚和美(掛川市役所学芸員)

2「いろいろな測量方法と精度」 八木一仁

(Code for Kakegawaメンバー/大鐘測量設計(株)代表取締役専務)

3「デジタルアーカイブ」 戸塚和美/八木一仁

4「点群データと静岡県」杉本直也(静岡県交通基盤部未来まちづくり室)

5「点群ブロックで創るVIRTUAL SHIZUOKA VIRTUAL文化財

(Minecraft活用事例)」       小神陽介

セッション1では、戸塚さんから撰要寺(掛川市山崎)の石塔を例に文化財のデータ化の重要性について話がありました。例えば、遺跡をデータ化しておけば、台風などの災害で石塔が崩れて石が破損した時の復元や、周辺の樹木などのデータも取得すればヴィスタ(景観)の維持管理にも活用できるという話がありました。

セッション2では、八木さんから点群データで復元した撰要寺周辺の様子や、点群データを取得できる機器の紹介がありました。精度に差はありますが、約4,000万円のUAVレーザー(ドローン)や約10万円のiPadでも取得できるとのことでした。

セッション3では、戸塚さんと八木さんのディスカッションが行われました。被対象物によって測量方法を変更する必要性や取得した文化財のデータ活用の課題等の話がありました。

セッション4では、杉本さんから静岡県のVIRTUAL SHIZUOKA構想について話がありました。静岡県では災害復旧等に活用するため3次元点群データの取得を進めており、今年度中に静岡県全域の点群データを取得予定とのことです(人口カバー率100%)。また、先日発生した熱海の土石流(7月3日発生)の被害状況の把握にも点群を活用したという話がありました。

セッション5では、小神さんから点群データをMinecraftに活用した事例の紹介がありました。点群データを活用して、例えば韮山反射炉、初島などをMinecraft化しているとのことです。Minecraft化の方法については、(筆者には難しくてよく分からなかったので)ぜひ動画で確認してください。また、小神さんは点群データだけでなく、国土地理院のメッシュデータ等も合わせて浜松城周辺をMinecraft化したとのことでした。

全てのセッションが終了した後、グラフィックレコーダーの増田彩香さんが作成してくれたセッションごとの絵を見ながら1日を振り返りました。

 

 

 

点群データの可能性を感じる1日となりました。

  

定例ミーティングを開催しました(2021/07/17)

本日の定例会は、コネクトプラスさんにて開催いたしました。
会場と、オンラインそれぞれからの参加です。
主な議題は

・総会について
「いよいよCode for Japanのブリゲードに参加しませんか?」という案件を協議したいと思っています。

・中学生プログラミングクラブ設立
教育委員会から中学生のプログラミングクラブ設立について相談がありました。

・次の講演講師
Code for Kakegawaメンバーの杉本さんにお願いします。

・新しいロゴについて
新ロゴ決定のための投票を会員にお願いしました。

・マイクラ ワールドのオープンデータ化
HPに公開を予定しています。

・点群データマイクラ化の勉強会について

・報徳社の冀北学舎の利用について

 

本日も盛りだくさんの話題がありました。
会として新しい展開も見えてきました。
ますます楽しくやっていきましょう!

次回の定例会は8月21日(土)の予定です。
毎回楽しくやっておりますので、興味のある方は是非ご連絡ください!

定例ミーティングを開催しました(2021/05/15)

本日の定例会は、掛川市役所会議室にて開かれました。
会場と、オンラインそれぞれからの参加です。
主な議題は
・「オープンデータデイ」
・「交通コンサル」につての講義
でした。
「オープンデータデイ」については、内容確認と役割分担などを決めました。
コロナ禍の中、延期になっている「オープンデータデイ」ですが、7月10日(土)開催で再計画されました。
そして、Code for Kakegawaメンバーで「交通コンサルタント」の仕事をされている小林さんから、その内容について講義をしていただきました。小林さんの講演は、実際のシュミレーションを動画で示してくださり、とてもわかりやすかったです。それと、ビッグデータの取り扱いについては、興味深く、たくさん質問が出てました。普段は触れる機会がない業界の話でしたが、私たちの生活にも関りがあることを知りとても興味深いものでした。
次回の定例会は6月26日(土)の予定です。
2021/05/15定例会

定例ミーティングを開催しました(2021/04/24)

今回の定例会は、登録有形文化財に登録されたばかりの伊達方の鈴木邸で開催しました。

実はこちらの鈴木邸で定例会を開催するのは2回目で、遡ること約3年前の2018年6月15日の第2回定例会で使わせていただきました。空き家になった鈴木邸の活用方法をCode for Kakegawaのメンバーで考えたのが懐かしいです。

その後、オーナーの鈴木さんのご家族や関係者の方々が丁寧に利活用の方法を検討していると聞いていたので、登録有形文化財の登録はCode for Kakegawaとしても大変嬉しい出来事です。

さて、今回の定例会ですが、DXやGIGAスクールなど、次々と新しい言葉が出てくるけど、正直なところよく分からないよね。。。という事で、赤堀さんから「デジタル社会の実現に向けた改革について」と題して、世の中のデジタル化の動きをわかりやすく説明いただきました。

赤堀さんから、これを読んでおくとイイよ〜(情報量は多いけど)と関連サイトを共有いただきましたのでこちらでもご紹介します。

デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針

デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針の概要

デジタル・ガバメント実行計画

自治体DX推進計画

次回の定例ミーティングは、5月15日(土)の9時からとなります。

Code for Kakegawaの活動に興味のある方は、まずは見学からでも大歓迎ですのでお気軽に声を掛けてください!

静岡県「新しい県立図書館」アイデアコンペで賞をもらいました!

静岡県が主催で開催された「新しい県立図書館アイデアコンペ」という市民アイデアコンテストにCode for Kakegawaとしてアイデアを応募し、見事に入賞することができましたっ!

静岡県では現在の県立図書館の老朽化のために新しい県立図書館の建設計画が進んでいるそうで、その新しい図書館の機能や役割を考えるためのアイデアコンペでした。

Code for Kakegawaでは年末年始の休みを利用して2回のオンラインワークショップを開催し、5つの案を作って応募しました。
そのうち二つの案が入賞し、「クリエイターズハブ」という案については「ふじのくに賞」というのをもらうことができました。

・アイデアコンペ審査結果ページはこちら

・Code for Kakegawaから応募した5つの案はこちら(PDF)

アイデアコンペに入賞できたこと自体がもちろん嬉しいのですが、Code for Kakegawaの中でオンラインでワークショップをしてなにかを作り上げたこともあまりなかったので貴重な経験でした。

・基本的な前提知識の共有とレクチャー

・アイデア出しと発散

・アイデア練り上げ

・完成/資料化

という流れを、ビデオ通話ツールやチャットツール、プレゼンテーションツールやダイアグラム作成ツールまで全て無料のオンラインツールで組み立てました。
メンバーたちで完全オンラインで集まって議論や作業をして、なにかを作り上げることができるんだということを確認できたことが一番大きな収穫でした。

Code for Kakegawaでは今後もメンバー達の知恵と技術を持ち寄って、楽しくて役に立つなにかを作る活動も行っていきます。

(文責|小野寺)

オープンデータデイは5月頃開催予定です。

例年、この時期に行っているオープンデータデイですが、申し訳ありませんが、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、5月頃を目処に延期します。

今年は、点群データを活用した活動を中心に行う予定です。

詳細は決まり次第、ご案内いたします。

よろしくお願いします。

定例ミーティングを開催しました(2021/02/20)

本日の定例会は、久しぶりにコネクトプラスさんの事務所をお借りして定例会。
今回は、メンバー以外に2人のお客さんが来てくださいました。
いつもどおり情報共有を行います。

20210220定例会

まず、オープンデータデイ。今回は点群データを中心としたテーマを予定し、
点群データの作り方、比較の紹介。点群データの活用として、Minecraftでの活用を予定しております。
これらの進捗状況を共有しました。
オープンデータデイは、3月6日(土)を予定しておりましたが、
新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、少し延期し、5月を予定することにしました。
世界で同時に行う日ですが、少し安全を見て行うことにします。

掛川工業高校の生徒が掛川城のVR動画を作成しているということを共有。
掛川工業高校の生徒発表の様子(掛川市ホームページ)
学生さんのこういう事例が増えていってくれると地域が盛り上がりますね。

それと、年末年始を利用して、静岡県立図書館のアイデアコンペへの応募をし、
ふじのくに賞を受賞したことを共有。
「新しい図書館」アイデアコンペ審査結果(静岡県ホームページ)

最後にメンバーも増えてきており、お互いのことを共有したいということで、
今後、順番で紹介し合うことにしました。

次回定例会は、3月20日(土)です。お待ちしております。

 

 

第1回ヘボコンを開催しました。(2020/12/19)

12月19日(土)快晴。
コロナ禍でも明るく楽しく笑い合うことを目指し、「ヘボコン」をメンバー内で実施してみました。

雰囲気もある大日本報徳社の仰徳記念館。

実は、東京霞ヶ関に有栖川宮邸として建てられた日本館の一部が、移築されたもの。

現存する宮家の数少ない貴重な建造物です。

第1回ヘボコンは、歴史ある大会にすべく、そんな歴史のある建物で行いました。

仰徳記念館

ヘボコンとは、技術力の低い人のためのロボット相撲大会です。まともに動かない、できの悪いロボットばかりが集まり、おぼつかない足取りでなんとか戦います。ロボットを作る技術を持たない人でも表彰されるロボットコンテストです。

(参考:ヘボコン https://dailyportalz.jp/hebocon

今回の優勝賞品を八木さんから提供いただきました。ありがとうございます。

そんなわけで、急遽、ヤギCUPに変更となりました。

急遽変更できてしまうあたりがゆるくて素敵です。

参加ロボット全体

参加ロボットの紹介

  • エコベアー
    ⇒操作者が手回しによる発電を行い、それを蓄電した電力で動作。エコですねぇ。攻撃用のアームも付いています。
  • おらっくま
    ⇒リモコンにて強力な攻撃用の突きができる武器も装着。大きな雄叫びを上げることができます。
  • てんてん
    ⇒前日に駆け込みで作成。大きなてんとう虫の筐体とそれを動かすのは、電池とモーター
  • ローリングダブルドラゴン
    ⇒おもちゃ屋でよく見かけるボールを追いかける動物のおもちゃを改造。様々なアタッチメントを付けることで予測不能な多彩な攻撃を繰り出すことができる。
    キャッチコピー「かいてんによるトリッキーなうごきでてきをほんろうするぞ! ドラゴントランスフォームでへんげんじざいのいちげきをくりだそう!!」
  • PDSロボ
    ⇒キットから短時間で作成。プログラミングされた動きが組み込まれているかも。ハイテクペナルティが気になるところ。
  • おすもうやスペシャル
    ⇒市販のキットそのものを活用。どんな動力で動くのかは秘密。(実際は、コントローラーと称した紙袋の中で手回し発電機を回している)

以上6台それぞれ大人の工夫がなされています。

大会ルール

対戦に入る前にヘボコンのルールについて確認します。

ルール解説

ヘボコン 公式ルールブック

何よりも楽しむことが大切です。

次に対戦相手を決めます。

ここはスタンダードにじゃんけん。

参加ロボット全体

手書きでヘボさをアピール。

1回戦(PDSロボ VS おすもうやスペシャル)

対戦開始しましたが、両者が触れ合ってから大きな動きはなく、膠着状態。

仕切り直して再試合。

PDSロボのタイアにおすもうやスペシャルのコードが絡み、タイアが外れる。

これによっておすもうやスペシャルの勝利!

動き自体は、PDSロボが良いのですが、それほど動かない(動けない)おすもうやスペシャルが我慢して勝利したような結果でした。

※申し訳ありません写真を撮るのを忘れてました。(ヘボい)

2回戦(てんてん VS ローリングダブルドラゴン)

てんてんVSローリングドラゴン

動きそうな音を発しながらゆっくり動くてんてんと激しく動きながら移動するローリングダブルドラゴンという構図。

ローリングダブルドラゴンは、手袋のアタッチメントを装着してローリングソバットを繰り出しますが、大きく外れ、激しさのあまり土俵から飛び出してしまいます。

これにより、てんてんの勝利!

素早く動くローリングダブルドラゴンに対し、じっくり相手を見極めたてんてんの頭脳プレイが光りました。

3回戦(エコベアー VS オラックマ)

エコベアー VS オラックマ

エコベアーは、相手をひきずり出す機構、オラックマは、相手を押し出す機構を持ち、攻撃力は抜群。

期待の対戦です。

しかし、結果はあっけないもの。

エコベアーが攻撃を繰り出す前に、オラックマが一気に押し出しました。

これにより、オラックマの勝利!

スピードで畳み掛け、相手に仕事をさせないオラックマの作戦勝ちでした。

準決勝戦(てんてん VS おすもうやスペシャル)

てんてん VS おすもうやスペシャル

大きなてんてんに対し、小さなおすもうやスペシャル。体格差がかなりあります。

前回の対戦を踏まえ、それぞれの動きが良くなりました。

てんてんは前回に比較し、若干のスピードアップ。

おすもうやスペシャルも操作者が温まったこともあり、動きが良くなります。

それでは、対戦。

まっすぐ攻めてくるてんてんに対し、おすもうやスペシャルは、まっすぐぶつかります。

途中、おすもうやスペシャルの操作者の持久力が落ち、止まり気味に。

しかし、てんてんは、構わず前進して攻め込む。

おすもうやスペシャルは、押されながらも耐えようとしている。

そんな中、てんてんが進む方向をおすもうやスペシャルが少しずつ変えていく。

なんと、そのままてんてんは、土俵から飛び出してしまいます。

これによって、おすもうやスペシャルの勝利!

真っ直ぐに進んでいく素直なてんてんに対し、疲れて動きの悪くなったおすもうやスペシャルが避けて勝敗が決まりました。

かなり熱いバトルでした。

おすもうやスペシャルの操作者はヘトヘト・・・。

決勝戦(オラックマ VS おすもうやスペシャル)

オラックマVSおすもうやスペシャル

決勝戦は、前評判も高かったオラックマ。対するおすもうやスペシャルは、誰もが勝てるとは思っていなかったロボット。
おまけにおすもうやスペシャルは、連戦のため、操作者の体力は限界。ロボットを動かせるかという状態。
当然、試合もオラックマが攻撃を繰り出しながらかなり優位に進めます。

誰もがオラックマの圧勝かと思っていました・・・。

しかし・・・。

攻撃を繰り出しながら前進するオラックマに対し、疲れて発電ができず、動けないおすもうやスペシャル。
突進していくオラックマがおすもうやスペシャルに乗り上げ、なっなんと転倒!

転倒

これによって、おすもうやスペシャルの勝利!!

会場から大きなどよめきとともに大笑い。

ヘボコンならではのヘボくても勝てることを証明しました。

コメント

優勝したおすもうやスペシャルの操作者からは、「3回戦全てに勝てるようにコントローラーの袋を3つ用意しておいたのが勝因です。」と訳のわからないコメントで締めくくりました。

優勝経緯

このあたりもヘボいです。

表彰

最後にヘボポイントをみんなの投票により、換算します。
換算の結果、「ローリングダブルドラゴン」がヘボコンの大賞に。

ローリングダブルドラゴン

そして、ヤギCUPのため、八木さんから商品が贈られます。

勝負で優勝したおすもうやスペシャルには何も贈られないというのがヘボいところ。

商品受け取り

おめでとうございます

たくさん笑わせてもらいました。

番外

なお、ヘボコンの状況をZoom+YouTubeLIVEにてリアルタイムで配信を行いながら録画をしておりましたが、インフラが携帯電波だったこと等から、ほとんど笑い声しか残っておりません。

このあたりもヘボかったです。

いろんな発見やヘボさがたくさん見られ、とても楽しいコンテストでした。
いつになるかわかりませんが、次回もきっと開催したいと思います。

定例ミーティングを開催しました。(2020/12/19)

今回の定例会は、大日本報徳社の仰徳記念館をお借りして行いました。
実は、定例会後に「ヘボコン」を予定しており、ここで行うことにしました。
(ヘボコンは別の記事でレポートします)
オンラインとオフラインのハイブリッドですが、良い雰囲気で定例会を進められました。

仰徳記念館での定例会

定例会では、2月または、3月に行う予定のオープンデータデイについてそろそろ考えなきゃということで、点群データを使ってなにかできないか考えましょうということ。
メンバー内での専門領域をもっと知れる機会を作ろうということを投げかけました。

情報共有として、点群データのアイデアソンを行っていること。
県立図書館のアイデアコンペについて紹介があり、CodeforKakegawa内で応募に向け、ワークショップを行ってみましょうという投げかけがありました。
近いうちに日程調整をしてワークショップを行います。

定例会終了後は、「ヘボコン」を行います。
これは、高い技術を使わないロボットによるロボット相撲です。
どれだけヘボいロボットで戦うか楽しみです。
コロナ禍でありながらたくさん笑いたいと思います。
(レポートは後ほど)

定例ミーティングを開催しました。(2020/10/17)

本日の定例会は市役所よりお二人、見学に一人、お客さんがお越しいただきました。

市役所からは、イベントで動画配信を行うということで、団体として協力できそうなことを議論。
機材や会場の環境、色々ありますね。

最近、動画配信が増えてきて、相談も増えております。

動画配信以外にメンバー間で行っていることを共有し、お互いを再認識しました。
コロナ禍ですが、それぞれいろんなことをやっていることがわかり、いろんなコラボができそうです。

本日、見学にいらっしゃった林さんが加入してくださることになりました。
林さんは、3Dレーザースキャナでとり、モデル化する等、技術の持ち主。
これからますます面白くなりそうです。

総会を行いました(2020/9/19)

CodeforKakegawaは、皆様のおかげで3年目を迎えました。
2018年1月頃から3人で夢を語り始めたのがきっかけで、人が繋がり、少しずつ参加者が増え、その年の5月に任意団体として立ち上げました。
設立時に会員数20人を目標にしていましたが、あれから2年が経過し、本日現在、21人。

こんなに多く参加していただけるようになるとは本当に皆さんのご協力のおかげです。
本当にありがとうございます。

昨今では、新型コロナウイルスの感染の影響により、様々な転換が行われ、この半年で10年以上時代が進んだと感じております。
オンライン化やそれに伴うデジタル化は飛躍的に進み、反面、様々な格差が拡大していることも実感しております。

国もデジタル庁の創設を検討する等、ますますデジタル化やICTの活用が重要になってきているとともに、CodeforKakegawaの活動においても、オンライン化の相談が増加するなど、ICTが必要とされつつあることを感じております。

CodeforKakegawaのできることとして、地域が持続可能であるために道徳と経済の両立を図り、未来に向け、「テクノロジーで地域を元気に」していきたいと思います。

総会は、できるだけ非接触での方法を検討し、できる限りZoomを活用したオンラインで行いました。
会員が増加したこともあり、自己紹介シートをそれぞれ作成した上で、あらためて自己紹介を行い、お互いの理解を深めることを中心に行いました。

夜は、懇親会。これも同じくオンラインで実施。

早くリアルで会って懇親を深められる日が来るといいな。
(リアルで合うのはオンラインでは埋められない部分がありますね)

今期も引き続きよろしくお願いします。