オープンデータデイ2023in掛川「地域のデータをふやそう!」を行いました。

2023年3月4日のインターナショナルオープンデータデイに参画し、CodeforKakegawaとしても「オープンデータデイ2023in掛川」開催しました。

今年の掛川は、話題に上るイベントごとが多いために、チャンスの年。
そんな年に、Web3時代に対応したデータをできるだけ公開し、届けたい。
「地域のデータをふやそう!」という思いから、いろんな角度からデータ収集を中心に行いました。
1 写真データを二次利用しよう!
2 公開されているデータの利用を考えよう!
3 地域の音を集めよう!
4 地域を3次元でスキャンしよう!

インプット資料

参加された方が4つのテーマに分かれてフィールドに出たり、議論したりしました。
会場は、昨年同様、大日本報徳社の冀北学舎。文化財とコンピュータというアンマッチが良いです。

冀北学舎

当日のスケジュール

10:00-10:05 挨拶
10:05-10:15 本日の過ごし方について(インプット)
10:15-10:30 それぞれのテーマ紹介
10:30-15:30 テーマごとの取組
15:45-17:00 それぞれの取組紹介(振り返り)
17:15-17:30 記念撮影

それぞれ
話し合って

議論したり、

データ取りをしたり、

それぞれ行いました。

そして…。

取り組みの成果発表!

1「写真データを二次利用しよう!」
2「公開されているデータの利用を考えよう!」

これら2つのテーマは、一緒になって作業を行い、周辺自治体のオープンデータの状況を調査。データセット数、AED設置箇所、公衆無線LAN設置場所、イベント一覧、観光施設情報等を見てこうあったら良いなぁってことをまとめました。

例えば…。

AED設置箇所は、建物の中で設置されている場所まで入っていたらいいな。
イベント一覧は、もう少し内容を知りたいとか、過去の情報があるといいな。
など。

併せて、公開されているオープンデータの写真を活用し、Web会議用の背景画像等の作成を行いました。まだ整理途中のため、今後も引き続き作業を行い、公開を目指します。

3「地域の音を集めよう!」

会場近くで昼の同報無線(音楽)や逆川のせせらぎの音、高天神城跡に移動し、高天神神社の手水舎や足音等を集めてきました。今後、オープンデータの画像や3次元でスキャンしたデータと合わせて音を集め、公開することを目指します。

高天神神社の手水舎の音

高天神城跡での足音

 

4「地域を3次元でスキャンしよう!」

Scaniverseアプリを使ってスマホでスキャンしたデータをTwinmotionで静岡県がオープンデータとして提供している掛川市の点群データと組み合わせてまちに置いてみました。

Scaniverseアプリの使い方は、みんキャプさんのはじめてのスキャンScaniverse編を参考にさせていただきました。
ありがとうございました。

掛川のまちにスキャンしたデータを配置(動画)※音楽が流れます

下記のQRコードから入るとスマホ等で仮想空間に入ることができます。

それに加え、金次郎像のデータとオープンデータになっている掛川城のデータを活用し、マインクラフトのワールドデータを作成しました。巨大な金次郎が登場します。

掛川城vs金次郎(動画)

最後にみんなで記念撮影をしました。

集合写真1

カメラの設定で、サイズが小さくなってしまったため、片付け終了後、再度撮影するといったハプニングもありました…。

集合写真2

今回は、「地域のデータをふやそう!」ということで、1日作業を行いましたが、ゆる〜く、楽しく、データ収集から、活用まで幅広く取り組むことができました。

皆さんお疲れ様でした。

今後も、オープンデータの活用、音集め、3次元スキャン等、地道に取り組み、地域のデータを増やしていきます。
報徳の教えにある「積小為大」です。

でもやってみるとそこそこ面白いですよ。
もしよければご一緒にいかがでしょうか?